ケータイ辞書JLogosロゴ 河原村(近世)


岡山県>岡山市

 江戸期〜明治22年の村名。賀陽郡のうち。毛利氏の支配を経て,慶長6年からは足守藩領。村高は,「備中至宝記」367石余,「天保郷帳」382石余,「備中村鑑」367石余,「旧高旧領」382石余。「備中誌」によれば,真星・庄田・河原の3か村は天正年間以後の分村といい,当村は河の流れを開いて畑とした地と記されている。また寺院は天台宗烏帽子松井寺,昔小庵があった側に清水があり,「新古今集」にある松井清水にあたるとされている。地内の松井は松井清水の跡ともいう。足守県,深津県,小田県を経て,明治8年岡山県に所属。同22年福谷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7415978
最終更新日:2009-03-01




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