ケータイ辞書JLogosロゴ 沓石山村(近世)


岡山県>吉井町

江戸期〜明治8年の村名備前国赤坂郡のうち吉井川支流の高田川最上流域に位置する宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領村高は,「領分郷村高辻帳」46石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに53石余「備陽記」によれば,村高46石余,反別5町余,家数14・人数51「備陽国誌」によると,当村は山村で,寺院の天台宗沓石山高福寺は,天平勝宝年間報恩大師創建の備前国四十八か寺の1つ,院主として蓮花院,寺中として善行院・西明院・利生院を記す寺伝によると安永2年炎上し,同6年再建という文禄4年の備前国四拾八ケ寺領并分国中大社領目録写(金山寺文書/県古文書集2)には沓石山の20石が記される明治4年岡山県に所属同8年中勢実村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7416215
最終更新日:2009-03-01




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