ケータイ辞書JLogosロゴ 上道郷(古代)


岡山県>岡山市

 平安期に見える郷名。「和名抄」備前国上道郡九郷の1つ。高山寺本・東急本ともに訓を欠く。上道県を封された中子仲彦を始祖とする上道臣が居住したことにちなむか(日本書紀応神22年9月庚寅条)。備前守上道朝臣正道(続日本紀天平宝字3年11月丁卯条),備前国大豆田荘を献じた上道広成(宝亀11年12月25日西大寺資財流記帳/寧遺中)などの名が見える。郷域は,岡山平野を南北に貫流する旭川の東岸で,北半部にあたる岡山市雄町・中井・高島新屋敷・八幡・今在家・祇園・賞田・国府市場・湯迫【ゆば】・四御神【しのごぜ】一帯に比定される。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7416442
最終更新日:2009-03-01




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