ケータイ辞書JLogosロゴ 白石村(近世)


岡山県>岡山市

 江戸期〜明治22年の村名。備前国津高郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領。なお慶長7年9月3日の小早川秀秋朱印状写(黄薇古簡集)によれば「〈白石・花尻〉」久米村内77石余などが下方覚兵衛に宛行われている。村高は,「領分郷村高辻帳」「備陽記」ともに887石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに995石余。「備陽記」によれば,枝村として上白石が見え,岡山万町口まで道程1里5町,庭瀬口まで道程1里7町,反別62町余,家数37・人数229。用水を巡る争いは備中側との国境争論となり,3回にわたって繰り返された。明治4年岡山県に所属。同22年白石村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7417233
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ