ケータイ辞書JLogosロゴ 新保村(近世)


岡山県>岡山市

 江戸期〜明治22年の村名。備前国御野郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領。村高は,「領分郷村高辻帳」1,393石余,「天保郷帳」1,561石余,「旧高旧領」1,561石余。また「備陽記」では,高1,393石余,反別82町6反余,家数100・人数445。氏神は地内北部に鎮座する天満宮,末社に稲荷神社などがある。また南部にも天満宮が鎮座し,同社は寛永4年当村南の泉田村・当新田村の産土神として勧請したという(岡山市史)。寺院には日蓮宗の本立寺・円住院があったが,いずれも寛文年間の寺院淘汰策で廃寺となった。明治4年岡山県に所属。同22年芳田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7417290
最終更新日:2009-03-01




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