ケータイ辞書JLogosロゴ 高月村(近代)


岡山県>岡山市

 大正15年〜昭和28年の赤磐郡の自治体名。西高月村が改称して成立。同村の5大字を継承。純農村として推移。国史跡の両宮山古墳をはじめとする大型古墳群や,備前国分寺跡・国分尼寺跡・高月駅跡など史跡に富む。「赤磐郡誌」によれば,昭和13年の作付けは稲221町余・大麦2町余・裸麦15町余・小麦154町余,果樹栽培ではモモの作付けが3,200本余,ナシの栽培が約1万本と記される。このナシは主として晩三吉種と思われ,牟佐地区を中心に栽培が盛んであった。現在は丘陵などにわずかに残っている。世帯数・人口は,昭和5年534・2,426,同15年517・2,373,同25年594・3,046。昭和28年岡山市・山陽町の各一部となり,牟佐は岡山市,和田・岩田・穂崎・馬屋は山陽町の大字に継承。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7417528
最終更新日:2009-03-01




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