ケータイ辞書JLogosロゴ 富崎村(近世)


岡山県>岡山市

 江戸期〜明治22年の村名。備前国上道郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領。村高は,「領分郷村高辻帳」359石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに411石余。また「備陽記」では,高359石余,反別23町2反余,家数52・人数252,池1,枝村に神原がある。文化12年神原と吉原村との間で西庄村百姓自林入会を巡る争論が起こり,3か村の間で下刈り日割りなどが決定された(撮要録)。用水は倉安川水系から取水。神社に若宮社がある。ほかに地蔵堂・三宝堂がある。明治4年岡山県に所属。同22年雄神村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7418012
最終更新日:2009-03-01




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