ケータイ辞書JLogosロゴ 土生村(近世)


岡山県>奥津町

 江戸期〜明治22年の村名。美作国西西条郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年津山藩領,享保12年幕府領,文化14年再び津山藩領,天保9年からは幕府領となり津山藩預り地。村高は,「作陽誌」117石うち田37石余・畑79石余,「美作鬢鏡」368石余,「天保郷帳」「美作鏡」「旧高旧領」ともに同高。「作陽誌」では家数60・人数294(男164・女130)。慶長年間真言宗別所山安養寺が建立された。安政年間〜慶応年間同寺で日笠快道による書法講読の寺子屋があった。倉敷県,北条県を経て,明治9年岡山県に所属。同22年久田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7418831
最終更新日:2009-03-01




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