ケータイ辞書JLogosロゴ 平吉新田村(近世)


岡山県>岡山市

 江戸期の村名。備前国御野郡のうち。岡山藩領。古くは入海の一部であったが,河川の沖積作用で次第に陸地化が進み,その葦原を斉藤平左衛門が開拓し始め,のち奥州白石出身の浦田新左衛門(のち白石平吉と改名)が協力,寛永19年成立したという。「備陽記」では,朱印高外として高101石余,反別5町6反余,家数1・人数10。岡山藩領手鑑では田98石余・畑1石余,蔵入地,家数10・人数82,牛2,樋3,土橋1,肥船3・沖船1となっている。用水は旭川を水源とする西川用水から分水。「天保郷帳」では村高102石余。「旧高旧領」では平吉村とある。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7419171
最終更新日:2009-03-01




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