ケータイ辞書JLogosロゴ 瓶井門前村(近世)


岡山県>岡山市

江戸期〜明治8年の村名備前国上道郡のうち旭川下流左岸に位置する真言宗瓶井山禅光寺安住院の門前村として開けた江戸初期には瓶井村・瓶井寺村などと見える宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領となる村高は,「領分郷村高辻帳」137石余,「天保郷帳」「旧高旧領」187石余また「備陽記」では,高137石余,反別1町6反余,家数32・人数105安住院は備前四十八ケ寺の1つとして建立されたと伝え,文禄4年宇喜多秀家が,慶長6年小早川秀秋がともに寺領80石を寄進(吉備温故秘録)江戸期には寺領150石となった本堂は市重要文化財に,仁王門・多宝塔は県重文に指定されている明治4年岡山県に所属同8年国富村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7419634
最終更新日:2009-03-01




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