山崎村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。津高郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領。村高は,「領分郷村高辻帳」「備陽記」ともに363石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに389石余。「備陽記」によれば,岡山万町口まで道程1里12町,反別24町余,家数24・人数191,池3。織豊期と推定される正月10日の今万太郎左衛門尉書状(吉備津彦神社文書)によれば,当村ほか3か村の百姓が御野井口樋を掘るように命じられている。明治4年岡山県に所属。同22年平津村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7420097
最終更新日:2009-03-01