ケータイ辞書JLogosロゴ 山守村(近世)


岡山県>岡山市

 江戸期〜明治8年の村名。上道郡のうち。宇喜多氏,小早川氏の支配を経て,慶長8年から岡山藩領。村高は,「領分郷村高辻帳」676石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに791石余。また「備陽記」では,高676石余,反別38町6反余,家数99・人数471,高瀬舟1,枝村に塚原・花屋・坂本がある。村内を砂川のほか,悪水抜きの秋芳川も貫流し,用水は倉安川と樋の口用水から取水。神社に岩倉八幡宮,寺院に真言宗塚原山西明寺持光院がある。同寺は,寺伝によると天平勝宝元年の創立で,建長元年北条時頼入道の中興という。明治4年岡山県に所属。同8年福治村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7420172
最終更新日:2009-03-01




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