ケータイ辞書JLogosロゴ 大町(近世〜近代)


広島県>宮島町

江戸期〜現在の通称地名厳島神社東方の東町のうち弘治元年の厳島合戦では,陶晴賢が宮崎に本陣をおいているが(房顕覚書),豊国神社の場所といわれている天文5年8月日の大願寺買得屋敷書立に「面五間之ミ世,大町ニあり」とあり(大願寺文書),この一帯に早くから町家が建っていたことがうかがえる中世末まで政所屋敷があったが,寛永年間宮島奉行が置かれ,奉行屋敷が設けられた厳島図には芝居小屋も描かれている戸数は,延享3年大町13・南大町9(東町別家数),文化元年大町11・南大町7(東町軒別間尺書)近世中期に南大町が分出廃藩置県により宮島奉行が廃止された明治22年厳島町の通称地名となり,宮島奉行所跡地に厳島町役場が建てられ,岡町も含めて大町となった昭和25年宮島町の通称地名となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7421081
最終更新日:2009-03-01




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