ケータイ辞書JLogosロゴ 加計(近代)


広島県>加計町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ加計村,明治31年からは加計町の大字。明治24年の戸数750・人口3,666。江戸期から河川運輸の物資集散の地として発展した本郷市街地は明治20年代になって商店街の様相をなし,毎月3回の市立てに替わり,12月に「廿五日雑市」が立ち近郷近在から人が集まりにぎわいを極めた。同36年電灯が灯る。同39年鈴木三重吉が当地に滞在し,小説「山彦」の構想をなした。同41年田之原で芝居興行中出火し死傷者96人を出した。山林資材の商品需要が増し原材を筏にして流材していた。大正期1日平均10組を下らない筏を流していたが,水力発電源による河川水の減量,陸上交通の発達に伴い昭和15年頃までで終わりを告げた。同26年字空条にある吉水園が県名勝に,翌27年同園に生息するモリアオガエルが県天然記念物に指定された。同32年同園前に鈴木三重吉の文学碑が建てられた。同38年長尾神社に伝承される湯立神楽が県無形民俗文化財に指定された。川船運輸の名残を留める船の繋ぎ場跡や運河の跡がある。昭和29年国鉄可部線加計駅が,同41年香草駅が開設された。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7421282
最終更新日:2009-03-01




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