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- 河北村(中世)とは
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河北村(中世) 鎌倉期に見える村名伊都【いと】郡官省符荘のうち正元元年7月27日の正珍福円連署四十八巻講料田寄進状(興山寺文書/高野山文書4)に「高野政所上方河北村那古曽田井字大ミナクチ」,また弘安3年2月16日の恒順田地譲状(高野山文書/大日古1-5)にも「高野政所河北村不死原内字門田」と見える当村名の所見はこの2通だけであり,寿永元年6月15日の僧円慶田地宛行状(早稲田大学荻野研究室所蔵文書)を初見とする官省符荘の「河北方」の別称と考えられ,ほぼ現在の高野口町全域と橋本市西部にかけての地域に比定される |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」