ケータイ辞書JLogosロゴ 木次(中世)


広島県>千代田町

 室町期から見える地名。安芸国山県郡のうち。応永4年6月の厳島社領注進状に,社家進止領家分として「山県郡内木次」と見え,厳島社領であったことが知られる(巻子本厳島文書)。永正12年6月1日,壬生元泰が毛利興元に属した際に,木次100貫の地を譲った(毛利家文書)。その後,天文9年2月9日に,木次村100貫の地は,吉川興経が森脇内蔵大夫に宛行っている(御書感状写)。なお,年月日未詳所々留木請取注文にも,「木次」と見える(毛利家文庫新整理分)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7421628
最終更新日:2009-03-01




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