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広島県>竹原市

 鎌倉期から見える地名。安芸国沼田【ぬた】郡のうち。貞応2年6月の竹原荘地頭得分注文写に「給田五町内〈本庄三丁・新庄二丁〉給畠五町内〈本庄三丁・新庄二丁〉」と見える(小早川家文書)。下賀茂社領都宇荘の地で,隣荘竹原荘とともに都宇竹原荘と併称され,竹原荘が本荘と呼ばれたのに対し,都宇荘が新荘とも呼ばれた。鎌倉中期以降,竹原小早川氏が木村城に拠り,城下町経営を進めた。地内には小早川氏家臣の名字地,大木・イカケ(井懸)の地名や城ノ本の地名が残る。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7422353
最終更新日:2009-03-01




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