ケータイ辞書JLogosロゴ 津久茂村(近世)


広島県>江田島町

 江戸期〜明治22年の村名。安芸国佐伯郡のうち。広島藩領。蔵入地。村高は,「芸藩通志」では「西能美の内なり」と見え145石余,「旧高旧領」149石余。元禄13年津久茂新開,文化7年南東沖の小島との間に小島新開が拓かれ計22町4反6歩となる(芸藩通志)。文化15年海津の繁栄を願って「津久茂」の字を当てた。「芸藩通志」によれば,戸数119・人数564(うち僧1・医者3など),牛48,舟は15石以下の小船16,港は小島埠頭。元治元年の産物は蜜柑・橙・リンゴ・枇杷・九年母・穴子(御領分諸色有物帖)。明治4年広島県に所属。同7年津久茂小学校の前身梅林舎創立。同21年の戸数230・人口1,293。同22年市制町村制施行による津久茂村となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7422700
最終更新日:2009-03-01




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