ケータイ辞書JLogosロゴ 春木村(近世)


広島県>千代田町

 江戸期〜明治22年の村名。山県郡のうち。広島藩領。明知・給知が入り交じる。村高は,元和5年「知行帳」318石,「芸藩通志」「天保郷帳」「旧高旧領」も同高。享保12年山県郡村々諸色覚書によると,村の広さは東西5町余・南北18町余,戸数58戸・人数261(男131・女130),牛30・馬17,田30町余・259石余,畑1町余・8石余,屋敷8反余・11石余,高37石余,楮3貫300目を産し,麻も作っていた。神主1。「国郡志書出帳」によれば,戸数46・人数222(男115・女107),牛34・馬5,下木挽1,川西・川東・惣森3村入会野山の草を山手銀を払って刈らせてもらい,薪は遠村から買っていた。また浮儲として男子の藁仕事,女子の木綿織,腰林17,野山3,小川2,橋2,井手11・石和久7・溝5,古城跡2,古城薬師・正福寺薬師の2堂,氏神は今田村八幡社。明治4年広島県に所属。同22年八重村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7423359
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ