ケータイ辞書JLogosロゴ 府中町(近代)


広島県>府中町

 昭和12年〜現在の安芸郡の自治体名。大字は編成せず。世帯数・人口は,昭和15年1,557・7,257,同22年2,562・1万445,同30年3,034・1万3,107,同40年8,179・2万9,167,同50年1万5,898・4万6,350。昭和13年麒麟麦酒広島工場が字大須に完成,字新地の東洋工業およびその関連企業の立地とあいまって,広島市東隣の純農村から工場を含む近郊住宅地域へと変貌するきっかけになった。特に昭和30年代からは農地の宅地転用,山野部の住宅団地造成,都市計画道路の整備などにより旧来の景観は一変した。同50年山陽新幹線が町を南北に分断する形で開通。また山陽自動車道と連絡する安芸府中道路への進入道路,県道矢賀間所線工事が町北西部の大須・鶴江周辺で進められており,同62年春までの完成をめざしている。住居表示により昭和50年16町が,同52年には38町が成立し,54町となる。第2次大戦前まで1校だった小学校は,人口増加とともに昭和29年から増設され,同57年には5校となった。同59年本町2丁目から大通3丁目へ役場移転。同60年住居表示により2町が成立し56町となる。一部は住居表示未実施地区として残る。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7423581
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ