ケータイ辞書JLogosロゴ 三津口村(近世)


広島県>安浦町

 江戸期〜明治22年の村名。賀茂郡のうち。広島藩領。村高は,元和5年「知行帳」137石余,「芸藩通志」261石余,「天保郷帳」268石余,「旧高旧領」278石余。「芸藩通志」によれば,畝数29町余,戸数232・人数1,215,牛12,船74(50石以下)。元禄5年三津口村庄屋平左衛門,内海村庄屋諸三郎の2人が協定して内海・三津口寄合新開を完成,当村分12町余。文化13年医師児竜により水尻新開,同15年胡屋忠左衛門(一説には内海村桐山覚蔵)により小日之浦新開2町余が完成。鎮守の神山神社(字日向山)は,もと荒神社と号し,祭神は素盞嗚命。慶長11年改宗の浄土宗鎮西派法光山現寿院瑞雲寺(字西組)は往古禅宗の庵室で浄光菴山にあったという(賀茂郡志)。明治4年広島県に所属。同6年小学校雪谿舎を設立。同21年の戸数467・人口2,550。同22年市制町村制施行による三津口村となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7423849
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ