ケータイ辞書JLogosロゴ 向島(中世)


広島県>向島町

 戦国期から見える地名。備後国御調【みつぎ】郡のうち。天文20年8月2日の渋川義正感状写に「去月廿七日於向島海崎敵相動候時」と見え,当地で合戦があり,義正はこのおりの家臣桑田藤三の軍忠を賞した(桑田文書)。彼は御調郡八幡荘の小童城に拠り,毛利元就の妹を妻としていたが,当時向島も支配下にあったのであろう。合戦の相手は因島村上氏である可能性が大きい。それは弘治元年4月10日に,小早川隆景は因島の村上吉充に対して,向島の一円支配を認める約束をしているからである(因島村上文書)。なお,これより先,向島は歌島と称したが,戦国期に入ると,尾道の向いの島という意味か,「向島」の呼び方が一般的になった。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7424008
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ