ケータイ辞書JLogosロゴ 百谷村(近世)


広島県>福山市

 江戸期〜明治22年の村名。備後国安那郡のうち。元禄12年までに北山村から分村して成立。はじめ福山藩領,元禄11年幕府領,享保2年からは豊前中津藩領。村高は,元禄12年備前検地や「天保郷帳」「旧高旧領」ともに290石余。社寺は,産土神の房丸神社,浄土真宗真光寺。姫谷では江戸初期に色絵磁器をはじめ青磁や陶器が生産され,陶工市右衛門の名を伝える。明治4年中津県,以後深津県・小田県・岡山県を経て,同9年広島県に所属。明治初年啓蒙所開設,のち百谷学校,百谷小学校と改称し,同20年深安郡第十二簡易小学校となる。同22年広瀬村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7424072
最終更新日:2009-03-01




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