ケータイ辞書JLogosロゴ 大河内(中世)


山口県>熊毛町

 戦国期に見える地名。周防【すおう】国熊毛郡のうち。享禄5年・永禄7年・元亀元年・天正14年の「中国九州御祓賦帳」に各々「こすおう大かうちの与三郎殿」「大河内 次郎左衛門尉殿」「大河内分 二郎左衛門殿」「大河内分 守田次郎左衛門殿」などと見える(県史料中世上)。江戸期には大河内村の小村に大河内があり,ここに比定される。なお前記の永禄7年・元亀元年・天正14年の各御祓賦帳に見える「たをの宗左衛門尉殿」「たをのかね正」「大尾ノ分 兼正殿」などは,江戸期の大河内村の小村垰村にあたるものと考えられる。また永享6年10月23日の内藤智得譲状に見える「笠野村」は同じく江戸期の小村下笠野・中笠野・上笠野にあたる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7424841
最終更新日:2009-03-01




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