ケータイ辞書JLogosロゴ 遠波村(近世)


山口県>山口市

江戸期〜明治初期の村名周防【すおう】国吉敷【よしき】郡のうち山口湾(小郡【おごおり】湾)の西に位置する当地は宝暦2年宍戸氏が築き立て遠波開作と名付け,明和3年上地とされて塩浜が開かれたといい(注進案),海辺を開作して成立した村萩藩領小郡宰判に属す村高は「注進案」では田畑359石余・塩浜825石余同書によれば,田畑41町8反余・塩浜16町5反余,家数108・人数449,牛11,馬15,船12,村役人は庄屋1人・年寄1人・畔頭1人,小名は藤尾・新地・鳥打・渚・古竜神・手先・塩浜,産物には米・塩のほか若干の木綿があった厳島大明神は宝暦2年開作工事がはじめられたとき勧請したものである「旧高旧領」に当村の名は見えず,明治初期には佐山村の一部となったと思われる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7425934
最終更新日:2009-03-01




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