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- 出羽村(近世)とは
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出羽村(近世) 江戸期~明治8年の村名豊後国大野郡三重郷のうち大野川支流野津川最上流域に位置する文禄3年福原直高領,慶長2年太田一吉領,同5年からは臼杵【うすき】藩稲葉領下畑組に所属村高は「正保郷帳」45石余,うち田25石余・畑20石余,白岩村分を含むか「見稲簿」38石余,「天保郷帳」39石余,「旧高旧領」38石余物産は米・麦・蕎麦・甘藷元文3年当村百姓11軒は困窮のため「高地差上」による「他所稼」を申請したが,藩ではこれを拒否した明治4年大分県に所属同8年山口村ほか7か村と合併,東谷村となる現在の大野郡野津町大字東谷のうち |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
出羽村(近世) 江戸期の村名飽田【あきた】郡のうち「いずるは」とも称する三ノ岳北東,同岳から流れ出す井芹川支流西谷川の谷あいに位置する熊本藩領村高は,「寛永郷帳」43石余,「正保郷帳」も同高ですべて畠方,「天保郷帳」も43石余「肥後国誌」では五町手永内に村名のみ見えるまた宝暦14年の田畑下名寄帳(県立図書館蔵文書)などでは,大多尾村と当村が一帳で作成されており,「旧高旧領」では大多尾村の高に含まれる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」