射立郷(古代)
平安期に見える郷名「和名抄」麻殖【おえ】郡四郷の1つ「伊多知」と訓む当郷は現在の麻植郡山川町瀬詰・川田付近に比定される(地名辞書・地理志料)なお旧山瀬村瀬詰にある字湯立は「イタチ」の転訛と思われ(地名辞書),「阿波国郷名考」は「瀬詰村の古き御検地の簿に,瀬詰庄,湯立村となり,イ・ユ通えば湯立は必ず射立なるべし」とあるなお,中世のものと推定される国内式社記載文書(徴古雑抄1)に「射立郷〈伊多弖〉」と見えるまた江戸期の「阿波志」には「射立 今廃 瀬詰村有湯立里」とある
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp
(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7427047
最終更新日:2009-03-01