ケータイ辞書JLogosロゴ 櫛淵(近代)


徳島県>小松島市

 明治22年〜昭和32年の大字名。はじめ立江村,明治41年立江町,昭和26年4月小松島町,同年6月からは小松島市の大字。明治24年の戸数249・人口1,277(男630・女647),寺1,学校1,船71(徴発物件一覧表)。同27年櫛淵村風俗矯正会を結成,同39年樋口健三を顕彰しつつ住民の教育を推進する敬義会を結成するなど各種の教育活動が活発に展開された。明治期を通しても農作物は米作りが中心であるが,ヤマモモ・温州ミカンや筍・栗なども本格的に栽培された。また山畑では甘藷が盛んに栽培された。大正期には染料製造工場1,昭和期には新たに製瓦工場1,缶詰工場1なども設立された。缶詰工場以外は数年で閉鎖された。昭和32年櫛淵町となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7427574
最終更新日:2009-03-01




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