ケータイ辞書JLogosロゴ 岡田西(近代)


香川県>綾歌町

 明治23年〜現在の大字名。はじめ岡田村,昭和34年からは綾歌町の大字。明治24年の戸数243・人口1,288(男652・女636),幅員東西22町・南北15町,倉庫14(徴発物件一覧)。純農村地帯で,米・麦を中心とした農業が続けられた。米は明治の末年頃から「日の出」をはじめとする奨励品種の作付けが行われ,品評会も開かれて,品質もよくなり,収量も増加した。麦は大正期に入って広播となり,「コビン1号」などが栽培された。昭和期に入って葉煙草の生産も始まった。農家の副業としては,明治期から大正期にかけて麦稈真田,大正期から昭和期にかけて叺の生産が主流であった。大正12年滝宮警察署岡田西駐在所が設置されたが,昭和43年岡田駐在所に吸収された。昭和34年の農家戸数214,うち専業農家148であったが,最近は減少を続けている。近年,国の補助を受けて耕地の整理や町道の拡張,新しい農道の建設が行われ,農業基盤の整備が進められている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7429227
最終更新日:2009-03-01




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