ケータイ辞書JLogosロゴ 神前村(近世)


香川県>寒川町

 江戸期〜明治23年の村名。寒川郡のうち。神前郷に属す。はじめ生駒氏領,寛永19年からは高松藩領。村高は,「寛永17年生駒氏惣高覚帳」1,386石余,「貞享元年高辻帳」1,208石余,「天保郷帳」1,654石余,「旧高旧領」1,581石余。寺院に南流山利剣院宝善寺があり,真言宗長尾極楽寺の末寺で八幡宮別当である。明治4年高松県,同年香川県,同6年名東【みようとう】県,同8年再び香川県,同9年愛媛県,同21年三たび香川県に所属。明治8年の戸数354・人口1,852,反別161町余(梶山家文書)。「新撰讃岐国風土記」によれば,東は津田,南は富田西・富田東,西は乙井・野間田,北は鴨部中筋・鴨部東山の諸村に接し,反別は田208町余・畑23町余・山林206町余・原野1反余・宅地18町余,戸数367・人口2,221(男1,132・女1,089),池は大池・奥池・由良池,神社は男山神社・神前神社・春日社・新川社・野神社・日吉社・脇社・山神社3・岐社・菅原社・船井社・古柴社・堂尾社,寺院は宝善寺ほか薬師堂・浄蓮庵,村役場・巡査駐在所・尋常小学校がある。同23年市制町村制施行により単独で自治体を形成。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7429417
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ