西庄町(近代)
昭和17年〜現在の坂出市の町名｡昭和25年の世帯数485･人口2,412(男1,175･女1,237)｡同40年代以降,純農村地帯から市街地近郊農村へと変化している｡農産物は米･麦中心から,南部の城山･金山を開墾してﾐｶﾝを中心とした果樹,平地部では野菜･ｲﾁｺﾞなどの栽培に比重が移っている｡農協は昭和23年組織され,同41年坂出農協と合併し,西庄支所となる｡同40年代に入ると国道11号沿いは各種の企業が進出し,道路交通網も発達して急激に集落の景観を変えている｡教育では,第2次大戦後の学制改革によって昭和22年西庄小学校となり,中学校は東部･林田中学校への自由通学区となる｡城山山上に,昭和26〜44年まで西庄小学校城山分校が設置される｡幼稚園は同47年小学校内に併置｡同56年これまでの大動脈であった国道11号のﾊﾞｲﾊﾟｽが開通し,国道11号は主要地方道高松丸亀線となるが,坂出の市街地の東への拡大とともに,さらに急激な変貌が予想される｡同58年世帯数795･人口2,707(男1,294･女1,413)｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7430122
最終更新日:2009-03-01