ケータイ辞書JLogosロゴ 安原上(近代)


香川県>塩江町

 明治23年〜現在の大字名。はじめ安原上東村,大正7年塩江村,昭和31年からは塩江町の大字。明治24年の戸数168・人口831(男428・女403),幅員東西32町・南北1里9町,寺1,水車場3(徴発物件一覧)。岩部は借耕牛の中継所としてにぎわい,明治末期〜大正期にかけての借耕牛の最盛期には,飲食店や宿屋も繁盛したという。明治28年阿讃新道が高松〜塩江まで開通,地区内中央部を通る。大正12年県道沿いに電灯がつく。昭和4年仏生山町(現高松市)〜塩江間に塩江温泉鉄道開通,香東川東岸を通る。地区内に岩部駅設置。同16年第2次大戦激化に伴う資材調達のため塩江温泉鉄道廃止。同36年上西・塩江・安原の3中学校を統合し,新たに塩江中学校設立。近年バス路線の整備とともに高松市への勤め人が増加している。同55年の世帯数169・人口651(男319・女332)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7430543
最終更新日:2009-03-01




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