ケータイ辞書JLogosロゴ 稲荷村(近世)


愛媛県>伊予市

 江戸期〜明治22年の村名。伊予郡のうち。新谷【にいや】藩領。村高は「慶安郷村数帳」350石余,うち田249石余・畑101石余,「元禄村浦記」「天保郷帳」ともに350石余,「旧高旧領」496石余。元文4年ごろの特産物は米・夏豆・麦(大洲秘録/伊予市誌)。稲荷神社は,古くは石田郷の総鎮守として多くの末社をもち,江戸期にも大洲【おおず】・新谷藩の祈願所に定められ,崇敬が篤かった。寺院は真言宗常願寺。明治6年愛媛県に所属。同8年平山小学校設立,同19年鹿島・耕運両小学校と合併し,桂小学校となる(伊予市誌)。同22年北山崎【きたやまさき】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7430884
最終更新日:2009-03-01




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