ケータイ辞書JLogosロゴ 伊南坊村(近世)


愛媛県>宇和町

江戸期の村名宇和郡のうち宇和島藩領多田組・永長郷に所属宇和盆地南部,宇和川と同川支流岩瀬川の合流点付近の下宇和台地と称される段丘面に位置する村高は天正検地では308石余,「慶安郷村数帳」では308石余,うち田227石余・畑81石余,「元禄村浦記」315石余天和2年の給人の知行分は桑折左衛門250石,横山勝左衛門70石「墅截」では「村柄は中ノ上,水掛は中」とあり,百姓数27,うち本百姓13・半百姓12・四半百姓1・庄屋1,物産は薪・鍛冶炭・真綿・麻苧・漆・茶など「大成郡録」では家数50軒・人口273,牛15・馬12,鉄砲4挺,神社は権現・若宮,寺院は天台宗釈迦寺安永3年稲生【いのう】村と改称なお「天保郷帳」では伊南坊村として石高が記載されている現在の宇和町大字稲生のあたり
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7430886
最終更新日:2009-03-01




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