ケータイ辞書JLogosロゴ 今井(近代)


愛媛県>丹原町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ福岡村,大正2年からは丹原町の現行大字。竹細工は明治45年に原利蔵が松山道後地方より海外輸出用の竹細工を修得し,松山地方の注文を受け大字今井・願連寺を中心に産出,大正4年には年間生産高3,000円に達した。大正4年の「丹原町誌」によると戸数115・人口622。職業別の人口は農業435・商業35・工業5。田畑は40町余。福岡八幡神社の「おしぶの森」は同13年国指定の天然記念物となり,タマミズキ・ナギ・イヌツゲ・クス・モガシ・クロガネモチ等40種の暖地性植物が繁り,低木はシダ類を含め200種以上あったが,昭和45年10号台風により多くの樹木が倒れたため,同48年指定は解除された。水利組合は釜之口普通水利組合のほか池之内・今井普通水利組合があり,ポンプ組合は高須・安前・建間・中通があった。同27年大字丹原に設立の周桑青果農業協同組合は同28年今井に移され,柿販売を中心に同37年の出荷量は4,875tであった。世帯・人口は同35年288・1,267,同45年326・1,169。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7430900
最終更新日:2009-03-01




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