ケータイ辞書JLogosロゴ 上柏村(近世)


愛媛県>伊予三島市

 江戸期〜明治22年の村名。宇摩【うま】郡のうち。宝永2年柏村が当村と下柏村に分村して成立。今治藩領。村高は,「天保郷帳」では下柏村とともに1,214石余,「旧高旧領」では602石余。寛政9年の「上柏村明細帳」によれば,村高609石余,田49町余・畑17町余,家数123軒・人口512。今治藩は打ち続いた地震と凶作のため村々と富豪に対して安政元年金銀の供出を命じ,当村は20両の割当てを受け,同2年に完納した。明治6年愛媛県に所属。「宇摩郡地誌」によれば,村の広さは東西16町余・南北35町余。地勢は「耕地ハ概ネ高燥,又平坦ノ地アリ数条ノ渓流アルモ其源浅フシテ乾竭シ易ク因テ数個ノ池水ヲ以テ灌漑ノ不足ヲ補ヘリ,道路四通運輸便利ニシテ薪炭魚塩ニ乏シカラス,人家字鋳師柳ノ内・真庄・岩村・鍛冶・平林・横尾・城・柱尾ニアリ」。地味は「田其土薄黒ニシテ埴シ砂ヲ含メリ其質美ナリ稲麦甘蔗芋塊ニ宜シ年ニ寄リ旱損ノ患アリ,畑其土薄赤ニシテ埴シ砂礫ヲ混ス其質悪シ麦ニ宜シカラス粟黍甘蔗ニ宜シ其他樹芸ニ宜シカラス年ニ寄リ旱損ノ患アリ」とある。戸数149,うち男農業131・雑業10・工業8。人口751,牛50・馬2,社12。物産は砂糖6万4,050斤。明治22年松柏【しようはく】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7431415
最終更新日:2009-03-01




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