ケータイ辞書JLogosロゴ 川之江町(近代)


愛媛県>川之江市

 明治31年〜昭和29年の宇摩郡の自治体名。大字はなし。戸数・人口は,明治37年1,324・6,524,大正10年1,277・6,553。昭和25年の人口1万2,808。明治32年徳島県との間の阿波街道が県道に昇格(現国道192号)。同34年高知県大杉村立川に至る道路が県道となった。同36年組合員170名で川之江漁業組合設立,同39年組合員34名で川之江信用組合設立。同43年鉄道院総裁後藤新平が四国巡視の際に来町し,人力車に乗って通り,これが当町における人力車の初めとなった。大正元年民間飛行家の武石氏が当町の上空を飛行,翌2年加入者数12で電話が架設,同年機械漉製紙のはじめである宇摩製紙株式会社設立。同5年国鉄讃予線が当町まで延長され川之江駅開設。昭和9年徳島県池田との間に国鉄バス川池線開通。同19年瀬戸内バスが当町と今治【いまばり】の間を走り始め,同22年当町と新宮【しんぐう】の間の運行開始。同29年3月二名【ふたな】村と合併して川之江町となり,同町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7431544
最終更新日:2009-03-01




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