筋浦(近世)
江戸期〜明治22年の村名宇和郡のうち法花津【ほけづ】湾の南岸に位置するはじめ白浦【しろうら】の枝浦,のち喜佐方村の枝郷はじめ宇和島藩領,明暦3年からは吉田藩領村高は｢慶安郷村数帳｣には見えず,｢元禄村浦記｣では喜佐方村枝郷とあり,39石余,｢天保郷帳｣39石余,｢旧高旧領｣46石余寛文年間の｢西海巡見志｣では｢高白浦之内｣と見え,白浦の枝浦であったと思われる江戸中期以後は喜佐方村の枝浦に編入されたものか同書には｢湊有,北風悪し,百石以上の船三艘かかる｣とあり,家数10軒,船･加子は白浦のうちであった明治6年愛媛県に所属｢宇和郡地理全志｣によれば戸数37･人口207同11年東宇和郡に所属同15年白浦に合併同22年玉津村大字白浦の字名となる現在の吉田町大字白浦のうち
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7432310
最終更新日:2009-03-01