ケータイ辞書JLogosロゴ 摺木村(近世)


愛媛県>御荘町

江戸期の村名宇和郡のうち南は御荘【みしよう】湾に面し,北は菊川の流域に位置する宇和島藩領御荘組・松之荘に所属村高は天正検地では257石余,「慶安郷村数帳」では257石余,うち田244石余・畑12石余,「元禄村浦記」「天保郷帳」ともに267石余「墅截」では「所がらは中,水掛りは吉」とあり,百姓数35人,うち本百姓26・半百姓812〜13町の湊があり,津出しを行った「大成郡録」では田31町余・畑4町余,小物成は真綿・漆・漆実・麻苧など家数46軒・人口214,牛21・馬63山間部に渡世山があり,明和6年2月,7か年の任期を許可し,運上銀10枚を課したうえで,同年6月から,農間期,渡世に葛根の掘出しを認めている(日本林制史資料)神社は弁才天社と分神石社で,分神石社は宝暦5年の「菊川村寺社其外郷改牒」には安産の神であったという寺院は禅宗乗願寺宝暦3年(一説には元文元年),村内に火災が多く,木を摺ると火が起きるということから菊川村と改称現在の御荘町菊川
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7432336
最終更新日:2009-03-01




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