ケータイ辞書JLogosロゴ 立間村(近世)


愛媛県>吉田町

 江戸期〜明治22年の村名。宇和郡のうち。はじめ宇和島藩領,明暦3年からは吉田藩領。立間郷に所属。村高は天正検地では919石余,「慶安郷村数帳」では1,041石余,うち田928石余・畑113石余,「元禄村浦記」「天保郷帳」ともに919石余,「旧高旧領」866石余。「郡鑑」では小物成は茶・麻苧・真綿・漆・新漆・漆実・楮など。幕末の家数292軒,牛39・馬64。物産は筍と木炭が多かった。村内には天明7年に「三高帳」によれば紺屋5・大工4・樽屋3・木挽き3がいた(吉田町誌)。用水は明和6年の御築池帳に5か所の池が見える。神社は八幡神社・天満神社・八坂神社。寺院は天台宗医王寺・臨済宗円竜寺・同宗大乗寺。明治6年愛媛県に属し,同11年北宇和郡に所属。同22年市制町村制の施行後も1村として存続。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7432485
最終更新日:2009-03-01




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