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- 中須賀村(近世)とは
「中須賀村(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 中須賀村(近世) 江戸期～明治前期の村名豊前国宇佐郡のうち中津平野東部，駅館【やつかん】川の下流域に位置する天正15年黒田領，慶長５年中津藩（のち小倉藩）細川領，寛永９年中津藩小笠原領，元禄11年幕府領，慶応３年筑後久留米藩預地となる元和８年には高森手永に属し，村高256石余，家数26・人数340，牛14・馬５（小倉藩人畜改帳）「元禄石高帳」「天保郷帳」「旧高旧領」333石余元禄12年正月代官手代衆，同年４月代官岡田庄大夫の乗る船が着船（四日市村年代記）翌年幕府の浜蔵所（御蔵所）が建てられたという（柳ケ浦町史）宝永２年３月21日中須賀大火事があった宝暦６年中須賀蔵所の小屋普請をし，入用銀は郡中割賦（四日市村年代記）嘉永年間の家数194・人数741（宇佐史談42）慶応４年佐田内記兵衛秀らは御許山騒動を起こし，中須賀蔵の米1,000石余を盗み一部は四日市戦火類焼者に分遣し，残りは上乙女村・下乙女村に対して馬20匹を徴発し御許山に運ばせたまた，この際中須賀弦屋七左衛門から軍資金1,000両を借用（宇佐市史中）川村新六が寺子屋を開設，男生徒105・女生徒５に読書・習字を教授同様に今戸済照も男生徒130・女生徒20に読書・習字を教授（大分県教育百年史）明治４年小倉県，同９年福岡県，同年大分県に所属明治元年12月生産会所設立同５年の戸数176，うち農家109（柳ケ浦町史）同12年の戸数167・人口717，物産は米・麦，100石以下の船15（共武政表）同17年住江村ほかと連合のち江島村・沖須村と合併して江須賀村となる合併年度は未詳だが明治17年から22年の間と思われる現在の宇佐市大字江須賀のあたり |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
