ケータイ辞書JLogosロゴ 一瀬村(中世)


高知県>佐賀町

 織豊期に見える村名。幡多郡のうち。慶長2年の伊与木村地検帳に「一瀬村」とあり,伊与木村に含まれていた。当村分の面積は134筆,合計8町1反余うち本田6町1反余(うち荒5反余)・出分7反余・本屋敷5反余・本畠5反余。ホノギの福泉寺寺中・フルアン・名本ヤシキは近くにあり,ホノギのトリイノモトは当村の産土神河内神社の鳥居を示す。屋敷数12うち居屋敷8。当村は幡多郡と高岡郡の境にあり,郡界付近は峨々たる峻険であり,田畠屋敷は存在しない。村内に有姓の者の給地は一筆もない。ホノギの石神西大道ノ下・桜木西大道ノ下・桜木北大道かけて,などが往還の存在を示す。なお福泉寺境内にある桜は樹齢400年余と推定され,当時から存在していたものと思われる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7434250
最終更新日:2009-03-01




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