ケータイ辞書JLogosロゴ 大道村(中世)


高知県>十和村

 織豊期に見える村名。幡多郡のうち。慶長2年の上山郷小野村他一村地検帳に「小野内大道村」と見え,小野村のうちに含まれていた。当村の大幡大明神の永禄13年の年紀を有する棟札には「当村大小檀那」と見える(十和村神社棟札全集)。前記の地検帳には,242筆が記され,当村分の面積は本田10町1反余・出田9町余・本屋敷2町7反余・出屋敷1町3反余・本畠7町6反余・出畠4町6反余・切畑3町余で,すべて上山分とあり,作・扣の職が示されている。大幡大明神の神田が1筆,48代余ある。また宝寿庵の寺中が2筆,40代余あり,うち下屋敷10代。名本はホノギの日流ノ上の又六と,「かけち」の左衛門三郎が勤めた。なお天正16年の上山高山ハタ地検帳に「大道村」と見え,5筆が記されている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7434654
最終更新日:2009-03-01




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