ケータイ辞書JLogosロゴ 相島(近代)


福岡県>新宮町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ新宮村,昭和29年からは新宮町の大字。明治22年の戸数117・人口756(県史料叢書)。集落は季節風の風下にあたる,南部の漁港近くの真水の出る共同井戸を中心に密集,現在は飲料水のすべてを島内2か所の天水受けダムに頼る。産業は漁業が中心で,兼業の水田経営農家は15%弱。漁業は一本釣りや網漁業のほかアワビの養殖も盛ん。相島漁港は沿岸漁業の離島根拠地で,漁船の主航路にあたることから避難港としても重要な役割をもち,昭和58年度登録漁船164隻に対し,利用漁船数377隻に及ぶ。また同港は県内で初めて漁業集落環境整備事業が完成した漁港でもある。昭和47年の世帯数218・人口828。新宮港から町営の渡船が1日6往復する。近年磯釣などのレジャー漁業も盛ん。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7437866
最終更新日:2009-03-01




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