秋月町(近代)
明治26年〜昭和29年の自治体名。はじめ夜須郡,明治29年からは朝倉郡に所属。村制時の2大字を継承。町役場は村役場同様に下秋月に設置。世帯数・人口は大正9年399・1,965,昭和29年407・1,873。同年の田33町余・畑22町余・山林227町余,主要農産物は米・裸麦・小麦など。小学校1・中学校1・養護施設古処学園・保護施設や,銀行1・農協1がある。昭和29年甘木市の一部となり,町制時の2大字は同市の大字に継承。なお,当地区の寺院建物は人口流出に伴い老朽化しているが,文化財の保護と保存が課題となっている。また,古処山登山や潭空庵・秋月郷土館は観光客でにぎわっている。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp
(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7437952
最終更新日:2009-03-01