ケータイ辞書JLogosロゴ 飯田村(近世)


福岡県>碓井町

 江戸期〜明治22年の村名。筑前国嘉麻郡のうち。秋月藩領。弘化2年,平山村から20余戸が分離して成立(須賀神社境内飯田村記念碑)。新村発足の経緯について,「碓井町誌」は,記念碑には「瘠田数十町」を美田に変えるためとあるが,現在の嘉穂町から穂波町天道の長崎街道に通じる道筋に人家を建てるのが目的だったと推測している。村高は,「旧高旧領」492石余。明治初期の人家は本村・八軒屋にあり,戸数70・人口293(男165・女128),田31町余・畑4町余・山4町余,稲・麦・菜種・大豆・小豆・粟・蕎麦・里芋などを作り,正租は米・大豆151石余,雑税は米・大豆4石余と金4円余,牛22頭・第八大区調所が下町に,ほかに郵便取扱所がある(地理全誌)。明治22年碓井村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438129
最終更新日:2009-03-01




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