ケータイ辞書JLogosロゴ 石浦村(近世)


福岡県>久留米市

 江戸期〜明治9年の村名。山本郡のうち。はじめ柳川藩領(田中氏),元和6年からは久留米藩領。泉組に属す。村高は,「元禄国絵図」485石余,「在方諸覚書」の古高530石余,「天保郷帳」488石余,「旧高旧領」538石余。山本郡川辺11か村に属し,洪水常襲地帯。文化4年には田16町2反余・畑田16町余・畑9町余・居屋敷5反7畝余(農政農民史料集)。用水は大石水道と耳納【みのう】山地からの谷川による。鎮守は天満宮。寛政元年の人数168,馬43(筑後上三郡取調手鑑)。豊後街道中道(平場道)筋には昭和50年まで巨瀬川に架設された石浦大橋があった。長さ13間・幅2間の石造橋で,元禄11年の築造,石橋としては藩内最古のものという。明治9年合楽村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438206
最終更新日:2009-03-01




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