ケータイ辞書JLogosロゴ 猪野荘(中世)


福岡県>久山町

 南北朝期に見える荘園名。筑前国粕屋郡のうち。太宰府天満宮安楽寺領。観応3年2月日書写の安楽寺領注進状案(太宰府天満宮文書/南北朝遺3340)に,足利尊氏寄進の地として獄田御霊社領猪野荘が見える。その後,荘園の崩壊にともない村に再編成されたようであるが,やはり安楽寺領であったらしく,年未詳の安楽寺領注文に,御霊社御供料所として猪野村に12町が記されている(太宰府神社文書/博多史料4)。なお,天正15年6月28日安楽寺が小早川隆景に提出した天満宮領の坪付にも,猪野村12町が石築地坊の知行分として見えている(大鳥居文書/博多史料8)。また,天正年間の「指出前之帳」によれば,猪野村の地積・分米は田17町余・221石余,畠6町余・34石余,合計23町余・255石余であった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438392
最終更新日:2009-03-01




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