ケータイ辞書JLogosロゴ 馬見(近代)


福岡県>嘉穂町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ足白村,昭和30年からは嘉穂町の大字。明治22年の戸数167・人口934,地積は田27町・畑35町・山林163町・原野73町など計329町。明治20年代から果樹栽培が盛んになる。尾谷柿は,佐々木巌流が剣術修業で当地に居留していた時に播州姫路から持ち込んだといわれ,巌流柿の名で生産され,昭和3年の御大典献上品となる。また,この柿は由井正雪が伝えたともいう。ナシは最初長十郎,明治40年頃二十世紀を導入。果樹栽培は,その後苦難と努力を重ね,昭和40年代団体営農パイロット事業でナシの果樹園を造成。同46年宮小路果樹組合が農協から分離独立し,ナシ・ブドウの共同販売も開始。同50年には,長野県からリンゴを導入し,フルーツ観光地としての性格を強めている。昭和57年の世帯数191・人口685。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438650
最終更新日:2009-03-01




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