ケータイ辞書JLogosロゴ 駅家荘(中世)


福岡県>嘉穂町

室町期に見える荘園名筑前国嘉麻郡のうち明徳3年10月20日「駅家庄内田地拾町」が宗有馬鬼房に宛行われ,応永5年4月27日「駅家庄内平拾丁」が宗孫二郎に安堵されている(歩行御判物帳/長崎県史史料編1)荘域は不明だが,康永3年2月3日の渋谷宗真譲状に「駅家村内光清名〈号 牛隈〉」と見えることから(岡元文書/南北朝遺1986),現在の嘉穂町牛隈のあたりに所在したかと考えられるなお,平安期延喜5年10月1日の筑前国観世音寺資財帳に嘉麻郡の墾田として記されている「馬屋田」は,当荘に関係があるのかもしれない(東京美術学校所蔵/平遺194)
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438651
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ